本屋なのに、入店料1500円かかる。

本屋なのに、入店料1500円かかる。

「えっ、入場料がかかるんですか?」

驚いてボクは、カウンターの中にいる店員さんに訊き返した。

「はい。当店は入場料を1500円いただきます。
一度お支払いいただければ、何時間でもご滞在いただけます」

ボクは混乱した。
そんな話は聞いたことがなかったからだ。

ボク
「確認ですけど、ここは本屋さんなんですよね?」

店員
「はい。当店は本屋です」

ボク
「本屋さんなのに、入場料がかかる。」

店員
「はい。入場料がかかる本屋です」

ボク
「そんな本屋さん、どこにあります?
あ、わかった。それは本の書籍代が込みの価格ということですか?」

店員
「いえ、書籍代は含まれていません。
店内で自由に読むことはできますが、お持ち帰りになる場合は、
別途、本を購入していただくことになります」

店員さんはとても礼儀正しく、にこやかに対応してくれていた。

どうやら、ボクのような疑問を持つ人への説明には、
慣れているようだった。
イラスト
ボクは六本木にいた。

抜群の知名度を誇った青山ブックセンター六本木店が、
2018年に閉店した跡地に、
新しく大人気の本屋ができたと聞いたので、やってきたのだ。

お店の名前は「文喫」(ぶんきつ)。

なんと入場制限があって、一度に90名しか、
お店には入れないんだそうだ。

にも関わらずほぼ毎日、満席ということだった。

入れ替わりはあるのだろうから、
1日の来店者は、200名から300名になっている、
ということになる。

本屋に入るためだけに1500円を払う物好きが、
月間のべ9000人もいる事実に、
ボクは正直、驚いた。

店員
「コーヒーとお茶は、飲み放題です。
Wi-Fiパスワードは、バッジの裏にありますので」

1500円を払うと店員さんは、そう言って、
数字が入っている入店バッジをくれた。

どうやらそのバッジに入っている数字で、
いま何人、店内にいるのか、
パッとわかる仕組みになっているようだった。

店内はとてもシャレていた。
パッと見の印象は、代官山などにあるTSUTAYA書店。

でも席は広々としていて、TSUTAYAよりも、
「ゆっくり過ごすこと」を前提に作られているようだった。

席の形は様々で、ちょっと広めのカウンターもあり、
仕事が捗りそうだ。

個室もあり、打ち合わせも可とのこと。

小上がりのようなスペースには、
クッション型の丸いソファが置いてあり、
寝っ転がって本が読めるようになっている。

実際、昼寝をしている人までいた。

聞いてみると、

店員
「寝ていただいても構わないんです。
閉店の時には、起こしますので」



ボクは先日訪れるまで、こんな本屋を、
見たことがなかったです。

あなたはもう行きました?

お店の名前「文喫(ぶんきつ)」は、
「文化を喫する」から来ているそうです。

メディアからの取材も、
「対応できないから」という理由で断るほどの、
連日の大賑わい。

その人気は、どこから来ているんでしょう。

たしかに「入場料がかかる本屋」は、
インパクトがありますよね。

でも、インパクトさえあればうまくいく、
というのであれば、みんなビジネスに苦労しません。

インパクトだけではない、
その人気の秘密はなにかというと、
どうやらその「コンセプト」にあるようです。
写真文喫のコンセプトは、
「本と出会うための本屋」。

「本と恋に落ちる」がテーマなんだそう。

説明します。

最近の本の購買には、
「目的買い」「偶然の出会い」の2つのパターンがあります。

目的買いというのは、
「売れているあの本を買おう」
「新刊が出るのを待っていた漫画を買おう」
というように、

『お目当の本がある』状態で本を買う、というものです。

でも、文喫の責任者は、
「こういった商売では、アマゾンには勝てない」
と思ったそうです。

そりゃそうです。

目的の本が決まっているのであれば、
アマゾンは配送料無料で、家まで届けてくれるわけですから、
リアル本屋さんの勝ち目はありません。

そこで、もうひとつの「偶然の出会い」のほうに目をつけた。

リアル本屋さんのいいところって、
お目当「以外」の本が見つかるところですよね。

店内をプラプラ歩いているときに、
なんの気無しに手に取った本が意外におもしろくて、
のめり込んだ読んじゃった、なんていう経験は、
誰もがしていると思います。

社内で深くディスカッションをしていく中で、

ひょっとしたら本そのものではなく、
「本との出会いにこそ、価値があるんじゃないか」
という考えに至ったんだそうです。
イラスト自分たちは、
「本との出会い」を提供するんだ、
ということですよね。

それを比喩して、
「本と恋に落ちる」と呼んでいるわけですね。

とても興味深いですね。

ビジネスにおいては、
ただのやり方の真似は、どんどん通じなくなっています。

「自分が提供しているものを『定義する』」
ということが、とても大事な時代に入ってきています。

この『定義』によって、
やるべきことが変わるからです。

文喫には、入場料以外にも、
とてもユニークな方針があります。

例えば、
・同じ本を2冊以上仕入れない

というものです。

本屋さんというのは、薄利多売の商売です。

だから、ベストセラーの商品が出たら、
棚に入れずに、平積みにして、何十冊も重ね合わせて、
集中してその本を、売ります。

ところが、彼らのコンセプトは、
「本と恋に落ちる」なわけです。

だから、彼らの平積みは、
「違う種類の本の平積み」なんです。

例えば、
「井上雄彦 スラムダンクイラスト集」が平積みになっていて、
それを手に取ると、下から、
「スラムダンク5巻」が出てくる。というような。

イラスト集に興味があって手に取ると、
なつかしい5巻が出てくるので、
ついつい手にとって、パラパラ読んじゃうんです。

例えば、料理本コーナーに
「前菜の本」が平積みされていて、
それを手に取ると、下から、
「スープの本」が出てくる。

そのスープの本を手に取ると、下から、
「メイン料理の本」が出てくる。

本を手に取ると、
その下にあった本と「目が合う」んですね。

それが本との「新しい出会い」になるんです。

最初は1冊目に興味があったのが、
新しい本との出会いで、インスピレーションが湧いて、
全部、席に持っていって、読んでしまう。

「偶然性」が、平積みという形でデザインされているわけです。

「偶然性」をデザインするのはなぜかというと、
文喫は、
『本と恋に落ちる』がテーマだからなんですよね。

イラストこのように、ビジネスというのは、
「哲学」が大事なんです。

本自体ではなく、
『本との出会いにこそ価値がある』
という哲学が、

「本と出会うための本屋」という定義を生み、
それが、

・入場料を取る
・同じ本を置かない
・平積みで他の本と目が合う
Etc…

という「具体的な」ビジネスモデルになるわけです。

だから、
文喫の成功事例を見て、他の本屋が、
「ウチも入場料を取ろう」なんて言ったって、
誰も来てくれないでしょう。

だって、普通の本屋さんに、
入場料を払ってまで、入らないですよ。

哲学もなく、「やり方だけ」真似しても、
うまくいきっこないんですよね。

哲学・定義無き商売は、うまくいかない。
そういう時代になってます。

これは、ビジネスだけでなく、
『人生』でも一緒です。

あなたの人生とは?と聞かれて、
「自分の人生とは○○である」と、
答えられる人は、ほとんどいません。

あなたの人生は、なんでしょうか?

どう生きることを、
「あなたの生き方」と表現しますか?

ボクが今回、
「やりたいことを見つけるセミナー」の中で、
みんなで見つける『Why』こそが、
「あなたの生き方」です。

生き方が定まっていないのに、
人の「やり方」だけを真似していても、
ビジネス同様、うまくいきません。

そこに哲学・定義が無いからです。

「人はパンのみにて生くるにあらず」
という言葉がありますが、

自分の人生に意味を見いだせていない人は、
生活がただのルーティンになってしまいます。

お給料のためにオフィスに行って、
やりがいを感じない仕事で時間が過ぎていって、
バタバタしながら子供の送り迎えをして、
平日の疲れをとるだめだけに休日をだらだら過ごして、

なんとなーく、
「このままの生活が続いていくんだろうなあ」
と思いながら、歳だけを取っていく。

そういう生き方は、あまりいい生き方じゃないですよね。

そうならないために必要なのは、
あなたの『Why』なんです。
トゥモさん生き方の哲学・意味を見出したい人は、
「やりたいことが見つかる」セミナー、
ぜひ、ご参加くださいね。( ´ ▽ ` )ノ

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全国5都市ツアー
『やりたいことが見つかるセミナー』
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<会場と日程と定員>
 
◎大阪
【満員御礼!】6月7日(金)19時から
【残10名】7月6日(土)18時から
※心斎橋周辺
 
◎名古屋
【満員御礼!】6月9日(日)18時から
※名古屋が早々に満席!なので7月の平日に、もう一日程開催の方向で調整中です。
 
◎福岡
【残3名】6月20日(木)19時から
※博多駅周辺
 
◎東京
【残3名】6月11日(火)19時から
【残7名】6月14日(金)19時から
【残13名】6月23日(日)18時から
【残4名】6月25日(火)12時から16時(子連れ参加者のため会)
※東京駅もしくは秋葉原駅周辺
 
◎札幌:定員10名
【残4名】7月7日(日)18時から
 
<参加費>
5千円
 
<懇親会>
セミナー終了後15分後から2時間
参加費5千円
※子連れ参加者の会は、懇親会はありません。

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全国5都市「やりたいことが見つかるセミナー」に
 
今すぐ申し込む
http://tomohashiguchi.com/neo/r.php?5gm9ovx5r93
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※今回、少人数制なので、定員が埋まってしまう前に、
お申し込みしてくださいね。

全国5都市を回るのは、4ぶりです。

一部では、今回のイベントが、
トゥモリンピックと呼ばれているとか、いないとか。笑

あなたのWhy、ぜひ見つけに来てください!!

それでは。

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