独り占めする?半分こする?

独り占めする?半分こする?

こんにちは。トゥモローこと、橋口友比古です。

フィリピンは、まだまだ貧富の差が激しくて、
貧しい人たちは、まだ家にテレビもなければ、
洗濯機もないという人たちが多いです。

平均年収で言うと、
だいたい、年収50万円くらいなので、
給料水準としては日本の7分の1くらいかなと思います。

そんな、仕事がない人たちもたくさんいる国で、
見ていて、顕著だなと思うことがあります。

フィリピンは、お金に関して直接的な文化なので、
お金の貸し借りが頻繁に行われるし、
家族にお金をあげるとか、彼女にお金をあげるとか、
頻繁にあるんですよ。

日本だと、プレゼントが喜ばれるけど、
フィリピンだと、現金の方が喜ばれます。

日本だと、現金あげると言ったら、
なんか味気ないし、
「なに現金て?」という話だけど、
フィリピンだと現金のほうが助かるし、
「いや、ほんとにありがとう」っていう文化です。
イラストそういう文化の中で、
うちのマネージャーさんの家族を見ていて、
思うことがあります。

マネージャーさんの
おばさんおじさんたちまで付き合いがあるんですけど、
家族の中でも、お金持ってる人、持ってない人が
はっきりしています。

4年前に、ボクがフィリピンに来始めた頃には、
めっちゃお金持ちだったのに、
今はビジネスの調子が悪くなって、
お金がなくて困っている人もいたりするんですね。

そういう人たちで、みんなでパーティをやると、
お皿をたくさん洗わなきゃいけないですよね。

そうすると、お金持ちの家のおばさんが、
自分の旦那さんのお兄さんの奥さん(義理のお姉さん)に、
「お皿洗って」ってお願いしたりするんですよ。

これ、言われた側の方が、
お金がなかったりするわけです。

軽いヒエラルキー意識があるから、
そうやって頼んだりする。
頼まれた方は、すごく屈辱的なことじゃないですか。

そういう、お金を持っている、持ってない、
ということで、わかりやすく、
カーストのようなものがあるのが、
フィリピンの文化です。イラストその4年前にビジネスの調子が良かった人が、
(お皿洗ってってお願いしたほうの人ね)
今は全然だめになっているんですけど、
生活態度がかなり変わりました。

前だったら、その人がやっていなかったこと、
例えば、
パーティーでご飯を持ち寄ったとき、
食べきれずに余ったものを、
持って帰るようになりました。

それを持って帰れば、次の日の一食二食が浮いて、
すごく助かりますよね。

それは、
「もったいないから」というよりは、
「もうほんとに助かる」という感じで、
持って帰ってるわけです。
(前は絶対やらなかった行為ですから)

つまり、そうとうビジネスの調子が、
悪くなってるわけです。

結局、なんでなのかな、というと。

10年ほど前、
うちのマネージャーさんの家族のファイナンスが、
あまり調子が良くなかった頃に、
困って、その人たちに
「本当に申し訳ないんだけど、
子供のミルク代がないから1000円貸してくれ」
と言ったとき、
「え?なんで貸さなきゃいけないの?」
と言われたそうです。
「だって返せないじゃん?」
と言ってくるという。笑

お金が明らかにあって、家もすごく大きくて、
1000円なんて困らないでしょう、
という人が、1000円すら貸さない。

考えられますか?

自分の姪っ子とか甥っ子のミルク代がなくて、
1000円貸してくれと言っているのに、
貸さないって、すごいじゃないですか。

で、今彼らは、
逆にお金を貸してくれってお願いしている。

いや別に、因果応報だ、とか天罰だ、
とまでは言うつもりないですけど、
やっぱり、「シェアの感覚」は、
大事だなと、改めて思うところなわけです。

自分が調子が良い時に、
それをシェアするという感覚。

お金を配れって意味ではないけれども、
豊かさをどうにかして、
うまくみんなでシェアできないできないかと考えている人」って、
有事の時には、
周りの人が良くしてくれたりとかするじゃないですか。

もっと言えば、
困った時だけじゃなくても、
「ちょっとしたこと」をやってくれたりとか、
気持ちよく関わっていける人が増えていきます。

みんな人間なんですから、
損得勘定でこっちを見てる人のために、
「何かしてあげたい」とは、
思わないじゃないですか。

ナチュラルに何かいいことがあったら、シェアしたり、
困った時に助けてくれたりしてくれてる人って、
何かあったら、
「あー、全然そんぐらいやるよ」とか、
「俺それできるから、タダでいいからやるよ」とか、
普通にあるじゃないですか。

そういう感覚って、大事だなと改めて思いました。
イラストフィリピンは、家族関係でも、
そんなシビアな状態なので、
「独り占め」してる人ほど、
自分がビジネスが調子よくなってきた時に、
結局、調子に乗っちゃって、
「感じ悪く」なっちゃうんですよね。

それで結局、
クライアントに逃げられちゃったりします。

実は、今回、
その調子が悪くなっている家の娘さんに、
コンドテル事業用に
新しく契約した部屋のデコレーションを、
お願いしたんです。

というのも、それでいい仕事をしてくれれば、
これからも仕事をお願いできるし、
お金をあげるだけよりも、
お互い、よっぽど助けになるじゃないですか。

自社でできることではあるけど、
人助けの意味合いも含めて、お願いしたわけです。

で、仕上がりを見てみたら、
はっきり言って『ひどい』のね。笑

おそらく、かなり生活に困ってたんでしょう。
ウチのスタッフがやれば3日で終わるところを、
10日もかかったあげくに、
仕上がりは全然ちゃんと作ってない。

一言で言うと、
『超寂しい部屋』が出来上がって。笑

でも、本人は
「すごいかわいい部屋になってよかった」
「次からもオファーもらえたら嬉しいな」
と言っていて、
思わずこっちは苦笑い、でした。

彼女は、
「まず利益を残すこと」を考えてて、
予算はちゃんとこちらからあげてるのに、
デコレーションを最小限にして、
素人がつくったと一目でわかるようなちゃっちいDIYで済ませて、
『いっぱい利益を取る』こと考えちゃってるんですよね。笑
いや、本当にもったいない。

ちゃんとやれば、
これから仕事いっぱいもらえるわけじゃないですか。

彼女のセンスが光ってる仕上がりになってて、
こっちが満足したら、次にやる時に、
「ちょっと予算的に厳しいから、もうちょっとくれない?」
などの交渉もできるし、
次から何ユニットもできるわけですよ。

だってボクは、
そういう仕事をしているわけだから。

でも、最初から、利益を取ることを考えちゃう、と。

やっぱり、人とシェアする感覚は、
ビジネスだけじゃなくて、すべての基本だなあと、
思っている次第です。

今日食べられるご飯が一杯しかない時に、
1人で一杯食べるよりも、
2人で半分ずつ食べるようにしておくと、
次に、相手がご飯一杯あったら、
半分こ、してくれるわけじゃないですか。

写真これ結局、トータルで一杯になってるんだけど、
そういう風に
「人とシェアしていく」人の方が、
『なぜか食いつなげる』という不思議な感覚が、
人間にはあるんですよね。

このへんの『体感覚』は、
日本人は、
核家族化と個人主義化が進んじゃったので、
忘れられてる気もするんだけど。

だからこそ改めて、
「人と関わる」ということを、
きちんと考えてみるといいんじゃないかな、
と思った次第です。( ´ ▽ ` )ノ

それでは。

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