きれいごとで世界は動かない。

きれいごとで世界は動かない。

こんにちは。トゥモローこと、橋口友比古です。

ボクがちょっと残念だなぁと思う人
「こうあるべきだ」が前面に出ている人がいます。

『べき論』で説得しようとする人ですね。
・人はこうあるべきだとか、
・お客様には、これくらいするのが当たり前だとか、
・社会人なんだからこれをやれ、
とかですね。

こういう人たちは、
『大前提がわかってない』と思うのです。

そもそも人間が、何かしらの行動をする時には、
それなりの「行動する理由」があるから、
行動するんですね。

それを「インセンティブ」と言います。

それは、
・「節約できる」などの経済的意味合いであったり、
・自分が「気持ち良く感じる」などの精神的な意味合いであったり、
・「より早く問題が解決する」などの合理的な意味合いがあったり、
いろいろな種類はあります。

どんな種類にせよ、
「インセンティブ」があるから、人は動くんですね。
イラストFacebookなんかをみてると、
例えば、
「政治について無関心なのは良くない」
という話があったりします。

政治について無関心なのは良くない、
とはボクも思いますが
人間の意識というのには限りがあるわけで、
その中で、
「政治に関心を持つ」ということによるインセンティブ
実際に無い、から、人の心は動かないわけですよね。

例えば、
「日本人なんだから、投票に行くのが、
社会の一員としての責務だ」
みたいなことを言った時に、
言ってることはごもっともなのに、
実際にはみんな行かない。
投票率は右肩下がりなわけです。

それは、
「行きたくなる」ようなインセンティブがないからです。

他にも、
「環境のことをもっと考えないといけない」とか
「利益の追求だけじゃダメだよ」というような
主張がありますよね。

これらも、
「こうあるべきだよね」という風に唱えていても
あまり効果は無いんですね。
写真今年の夏に開催されたサッカーのワールドカップ。

日本代表が、
決勝トーナメントへの出場を掛けて戦った
ポーランド戦。

最後の10分間、パス回しだけで試合を動かさず
時間稼ぎをしたということで、世界中から叩かれました。

これについて、
とあるネットビジネスの世界で、
かなり有名な方も、
「日本人は『精神性の高さ』がウリなのに
あぁいう精神性の下がるようなことをやったことに
とてもガッカリした」
という記事を書いていました。

ボクはこれを見てて、
何言ってんのかな〜、と思うわけです。

そういう風に言えば、
彼が言っていることは正しく聞こえますし
彼の言っていることは素晴らしい、と
彼のブランドは上がるかもしれませんが
実際には、彼の言ってることには、
何の意味も無いと思うのです。

なぜならまず第一に、
日本代表の選手達は、
『日本人の精神性の高さ』を証明する為に、
サッカーをやっている訳じゃないですよね?

もし、日本代表がやったことが良くないのだとしたら、
それはもう、ルールの方が間違っていて、
現状では、日本代表がやったパス回しの方が、
「インセンティブになる=決勝トーナメントに行ける」
というルールになっているから、
そうなったわけです。

なぜサッカーでは、
みんながフェアプレーをしているのかと言ったら、
「ペナルティがあるから」です。

「レッドカード出されたら退場」
というルールがあるから、
やらないだけですよね。

「その試合、10対11人で戦わなくてはいけなくなる」し、
「その大会中、他の試合にも出られなくなる」
から、基本的にフェアプレーをしている。

試合がエキサイトしてくれば、
どうしたって手が出ちゃう、とか、
人間同士がやっていることなのだから、
ありえるわけです。

だから、スポーツの世界では、
きちんと「フェアプレー精神が反映されるようにアジャストする」よう、
『ルール』が定められている。

フェアプレーが素晴らしいから、
フェアプレーをやっているわけじゃない、
という事があるわけですね、実際の現場では。

事実、サッカーの世界では、
カードが出ない範囲で、
体をガンガンぶつけることを、
「アジリティ」なんていうポジティブなワードで、
評価をしていたりします。

その有名な人が言うように、
「日本人は、ルールなんて関係なく、
プレーを通して、精神性の高さを証明するべきだ」
というなら、カードが出ない範囲の、
そういった『削りあい』も、
やるべきじゃない、っていう話になっちゃう。

そんなんやったら、日本は負けまくっちゃうけどね。
写真歴史を振り返って見たときも
「植民地は良くない」という気運が、
国際世論に広まったから、
『植民地が無くなった』、
という風に一般的には理解されています。

つまり、同じ人類同士なんだから、
「植民地なんてものを持つべきじゃない」という、
『べき論』で動いた、と言う人がいるわけです。

ですが国際関係論の専門家には、
実際には、べき論ではなく、
『植民地を持つコストの方が高くなったから、そうなっただけ』
と唱えている人もいます。

一般的な理解とは、
全く違う結論ですよね。

このような
「世界は、べき論ではなく、インセンティブで動いている」
という理解の仕方は、
『現実的にこの世界を見ていく』時に
重要なポイントだな、とボクは思います。

はっきりと、
「キレイゴトだけで、この世界が動いているわけではない」
ということを受け入れること。

人間は、キレイゴトで生きていきたい生き物です。

出来れば
「一番、親切な人」が、
「一番、経済的にも、精神的にも恵まれる」
のが望ましい。

でも、残念ながら現実はそうじゃなかったりします。

これは、
×だから現実は最悪だ、
ということを言いたいのではなく(笑)
それを前提とした上で、
◎そのような世界の中で、どうやって自分なりのユートピアを作っていくか?
ということが大事です、ってことです。
イラストそのためにもしつこいようですが、
まずは、
「現実を正しく理解する」必要がありますよ。

見たいように世界を見るのではなく、
「本当は世界がどうなっているのか」を見る、
というのはとても重要なポイントですよ。

っていうことですね。( ´ ▽ ` )ノ
それでは。

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