黒字なのに、人を雇わない吉野家

黒字なのに、人を雇わない吉野家

こんにちは。トゥモローこと、橋口友比古です。

先日、
「吉野家が、店舗の4割強をセルフ式にする」
という発表をしました。

決算の中間期だったらしいんですけど、
営業利益は黒字でも、最終利益は赤字になったとのこと。

恐ろしいのが、
「売り上げが伸びているのに、利益が減っている」
というポイントです。

理由は2つ。
1つは、輸入している原材料が上がったこと。
もう1つは、人件費が3億円位かさんでいることだそうです。
それで、もう雇用ができない状態に入っているんですね。

そうなると、今いるスタッフにちょっと無理をさせて、
残業代を払うとか、求人広告費を使ったりしなきゃならなくて、
利益が減っている。

なので、4割の店舗をセルフ式に変えていくという話なんですね。

これって、実は、大きな流れだなと思います。

リーマンショックがあった後に、
アメリカの経済がガーンって落ちましたよね。
その後、アメリカの経済が復調していく時に、
トップ企業の潮流が、
ジョブレス・リカバリー(jobless recovery)でした。

「ジョブレス」って、要は、「雇用なき」回復です。
当時の、アメリカはこれをやったんですよ。
トゥモさん 例えば、当時、Amazonの倉庫の中には、
ずらーっと本棚があって、
そこをパートのおばちゃんが行き来して、
注文が入ったものを取りに行って、
パッキングしていたんですね。

それが「Kiva」という会社を買収して、
倉庫内のピックアップ作業は「Kivaロボット」が、
全部やるようになりました。

機械の方が、数年単位で見れば、
結局は安いですからね。

納入する時はお金かかりますけど、
無料で動くわけですから、そうしたら利益が出るじゃないですか。

雇用が無ければ、コストが下がるので、
機械でできることは、当然、経営者は、
機械にやらせますよね。

ひと昔前は「経済が良くなる」、イコール、
「雇用が増えて、そのことによってたくさんの人が潤う」、
という認識だったわけです。

でも、アメリカの企業は、非常に合理的なので、
経済を回復する時に、雇用はないほうがいい、
というのが、基本スタンスになったんですね。

その潮流が、
日本にも来ているのかなと思います。
イラスト日本の企業は、
昔ながらの関係性を重視する傾向があるので、
なかなか、不景気だからすぐに首切ります、
とは、やりづらいじゃないですか。

でも、ボクは、個人的には、
雇用関係って、そもそもあんまり好きじゃないんですよね。

決められた仕事を、決められた通りにやれば、
決められたお給料が入ってきますよ、というのは、
人間の仕事の喜び、とは逆にある感覚だと思いますし。

アメリカだと、どんどん転職していくのも当たり前で、
契約ベースでものを見ますが、
日本人はどちらかと言うと、
関係性に重きをおきます。

ある程度の収入があるのであれば、
社会的責任として、雇用をしていきましょうとか、
そういう無意識が働くのが、日本です。

でも、今回の吉野家のように、
明らかに「雇用は非合理的だ」と、
数字で出てきてしまうと、
今後、雇用という形態は、
厳しくなっていく気がしています。

ボクは人を雇わないし、
プロとしてお付き合いさせていただく形にしています。

成果報酬というか、プロとの契約という形で、
お付き合いさせていただくことが多いです。

それはボクが、
雇用関係というものが生み出せないものがあるな、
と思っているからです。

今の時代の大きな潮流の1つに、
「人間らしい生き方をしていく」がありますが、
その流れと、雇用という形態は相性が悪い。
写真雇用がこの世の世界からなくなります、
という話をしているのではないですけど、
「雇用されてれば大丈夫」みたいな聖域、
「社員になれば安全」という神話が、
崩れてきているのは間違いありません。

雇用が悪いというよりも、
その中に、
「契約の感覚」というか、
「プロとしてやっている」
という感覚が必要です、という話です。

いつもボクは、選択肢をたくさん持ちましょう、
持つことで主導権が握れます、という話をしますよね。

雇用されていても、
「あなたがボクのことをしっかり扱ってくれないのであれば、
いつでも他の雇用主のところに行きますよ。
自分のことを高く評価して、高く買ってくれる雇用主のところに、
移動していきますよ」
という意識、
『プロとして、一個人としての自立』が、
重要になってくるのかな、
と感じたニュースでした。( ´ ▽ ` )ノ

それでは。

【21世紀を豊かに生きる】無料メルマガ配信中!

【21世紀を豊かに生きる】無料メルマガ配信中!
人としてちゃんと成長・成功したい
自然体のままで人生を楽しみたい
21世紀を豊かに生きたい

こんな人生を過ごしたい方は、トゥモローからのさらなる情報を今すぐGETしてください!

人生が10倍楽しくなる!ビジネスメールマガジン