レターポットが分からない人へ

レターポットが分からない人へ

こんにちは。トゥモローこと、橋口友比古です。

いまTwitterでも、
「レターポット」はトレンドワードになってるんだけど、
その評価が、真っ二つに分かれていて面白いです。

ご存知の通り、
ボクはレターポット推進派です。

で、反対派の方々の意見は大体共通して、
「お金に変えられないんじゃ意味がない」と
「運営だけが儲かる仕組み」
っていう二つに集約されます。

まずこの2つを論破しておくと、笑
「あなたは花束をもらっても、
『お金に変えられないから意味がない』って思うんですか?」
っていうこと。

それとその時に、
「なんでこんなものくれるんだ。
花屋だけが儲かっているじゃないか」
って言うんですか?っていうことです。笑

反対派の言い分は、
そうとうズレた指摘だということが、
これで伝わったでしょうか。
たぶん、伝わったと思うので、次にいきます。笑

トゥモさんv昨日、書きましたが、
レターポットは「交換」のための通貨じゃありません。

「贈与」のための通貨が、
レターポットです。

Give & Take(交換)じゃなくて、
Give & Be given(与えてたら、いただいちゃった)の関係ですね。

交換というのは、
「これだけ払ったんだから、これくらいしてくださいね」
「これだけしたんだから、これくらい払ってくださいね」
の関係です。

資本主義社会は、
こういう商取引(交換)の連続で、
成り立っています。

この取引を担当しているのが、今の通貨であり、
日本円やアメリカドルのような、紙幣です。

「交換」の経済は、
『どれだけたくさんの交換が行われたか』によって、
評価されます。

そのために、値段と価値を紐づけて、
それ以外の情報は削ぎ落としていきます。

例えばお米であれば、
×「美味しいお米を大切な人にあげよう」ではなくて、
◎「一番高い値付けをした人が、私のやった農業という行為を、もっとも高く評価している」
とみなす。

これが紙幣がつくる、交換の経済です。

わかりやすく書くならば、
「交換」=「資本主義」=「貨幣制度」
=「情報の削ぎ落とし(値段がすべて)」
=「交換の高速化」です。

今は便宜上、これらはひとまとめ、
同じグループ所属と考えてください。

この資本主義というシステムは、
ボクたち人類に、
大きな恩恵をもたらしました。

有史以来、これだけ大量の経済活動が、
こんなに高速に行われたことはなかったし、
それによってボクらは、
歴史上もっとも「物質的に豊か」になりました。

これが資本主義の功績です。

イラストでもその功績の陰で、
お米の例のように、
「そぎ落とされた情報」があり、
そのせいで「軽視されていた価値観(=精神的な豊かさ)」が、
あったわけですね。

それが今、大きく変わってきています。
資本主義の世界で、
「軽視されていた価値観」が、
復活しつつある。

それは、「インターネット」が理由です。

当初、インターネットは、
『交換』を助長しました。

インターネットの大きな利点である
「無時間性」「即時性」が、
僕たちの『交換』を高速化し、
それによって世界はより、
「資本主義的価値観(=値段がすべて)」に傾きました。

一般的に、
「インターネットと資本主義は、相性がいい」
と考えられてるのは、これが理由です。

だから、
「インターネットが資本主義的価値観を破壊しつつある」
と言われても、ピンと来ない人も多いと思います。

でもその一般的なイメージとは逆に、
インターネットは今確実に、
資本主義的価値観を破壊しつつあります。

それはインターネットが、
web1.0から、
SNSをはじめとするweb2.0に移行したのが理由です。

物理的な距離をゼロにして、
誰もが自由に発信をし、自由にコミュニケーションする世界は、
言い換えれば、
「個人の情報が蓄積されていく時代」とも言えます。

この時代では、
インターネットを見ていれば、
「この人だったら信用できる」とか
「この人はこんなことをしてきた」
という情報が、誰にでも分かるようになる。

つまり、インターネットのフェーズが、
web2.0に入ったことで、
これまで「そぎ落とされて来た情報」が、
そぎ落とされなくなった。

そしてそれが蓄積していくことで、
その個人への、
「信用」や「贈与」という価値観として、
ボクらの社会に復活してきているわけです。

つまり昔の日本人が、
ご近所づきあいなどで当たり前に持っていた、
「美味しいお米を大切な人にあげよう」
という感覚が復活してきたわけです。

ボクが、
「資本主義的価値観が破壊されて来ている」と言ったのは、
こういう経緯で、
『「値段だけで物事を判断しない社会」が復活しつつありますよ』という意味です。

イラスト しかも昔は、
「ご近所づきあい」の中でしか存在できなかったわけですが、
今は違います。

「世界中の人と、信頼関係が築ける」わけです。

そういう世界の価値観を、
ひとまとめにするなら、

「贈与」=「値段以外の価値(=まごころ)」
=「信用(信頼残高)」

という感じでしょうか。( ´ ▽ ` )ノ

こういう世界の中で、
社会的に評価をされるのは、
×「たくさんの交換を行った人」じゃありません。
こういう世界で評価されるのは、
◎「たくさんの人に贈った人(=結果、たくさんの人に贈られた人)」です。
そういう人の元に、
信頼残高が貯まっていく、という世界です。

これをとってボクは、
Give & Take(交換)じゃなくて、
Give & Be given(与えてたら、いただいちゃった)の関係、

と言っているわけですね。

こういう時代の潮目が変わり目を、
肌で感じている人たちは、
レターポットを見た時に、

「やばい、この仕組みがあったら、
みんなに贈れちゃうじゃん!」

とテンションが上がります。
そういう人は、すぐに使い始める。

でも、これがわかっていない人は、
「それ、なにと交換できんの?」と考えてしまう。

この辺りが、レターポット推進派と反対派の、
分かれ目なのかな、と思っています。

言い換えれば、
今レターポットを使っている人は、
『感度がいい人たち』と言えます。

時代の流れを、
(言葉にはできないまでも)
感覚で理解できている人たちと言っていいでしょう。
その人たちが作っている文化だから、
実はすでにレターポット上では、
おもしろい経済(=贈り物経済)が、成り立っています。

例えばボクのブログにイラストを描いてくれている、
中島雪絵ちゃん。

先日、お誕生日だったのですが、
ボクがFacebookで、
「雪絵ちゃんが誕生日だから、
ボクのブログを読んでいる人は、
おめでとうメッセージを送ってね」
と書いたら、雪絵ちゃんのことを直接知らない読者さんから、
続々とレターが届いたそうです。( ´ ▽ ` )ノ

もちろんボクは雪絵ちゃんに
プロとしてお金を払っている(=交換)わけですが、
彼女がやり続けている仕事に対して、
こうやってレター(=贈り物=信用の証)が届く。

これまで、そぎ落とされていたものが、
レターという形で、可視化されるわけです。

↓雪絵ちゃんのレターポット

(まだ遅くないので、送ってあげてね( ´ ▽ ` )ノ)
トゥモさんあと見ていておもしろいと思ったのは、
「クレジットカードがないからレターを買えないです。
でもレターを送りたいから誰かレターを恵んで!」
とTwitterでつぶやいた人に、
見ず知らずの人から、
レターが贈られてくる、っていう現象が起こっているところ。
これも、価値観が「交換」の人から見たら、

「なんでお前から誰かへの贈り物を、
俺が負担しなくちゃいけないんだ」

となってしまいますよね。

つまり、交換と贈与は、
ロジックが全く違うのです。

レターポットの経済圏では、
「贈与経済」であり、
「恩送り(感謝のペイフォワード)文化」が、
成り立ちつつあります。

レターポットの面白いところは、
そういった贈与経済の、
新しい「通貨」になろうとしていること。

だからボクは、
「レターポット、要チェックですよ!」と、
この10日間しつこくここに書いてるんですね。( ´ ▽ ` )ノ

ということで、今日の記事が、
「面白かった!」という人は、
↓トゥモローにおひねりを!笑

ちなみに今日の記事のネタ元は、
尊敬する内田樹先生と、
岡田斗司夫さんの共著「評価と贈与の経済学」から、
いただいております。( ´ ▽ ` )ノ
イラスト追伸:
全然関係ないんだけど、
「晩酌ラジオ」っていう番組を始めました。

「ひとりで夜ご飯。ちょっと寂しいなあ。」
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そんなとき、聴いてみてください。
トゥモローがあなたと一緒に、晩酌します。

毎週水日曜日更新です。

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それでは。

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