生徒さんに、どこまで厳しくするべき?

生徒さんに、どこまで厳しくするべき?

こんにちは。トゥモローこと、橋口友比古です。 

映画「セッション」を観ました。

4年前に映画館でも観ましたが、
昨日、改めてNetflixで観ました。

セッションは、
アカデミー賞で3部門を受賞した名作です。

監督はその後「LA LA LAND」を作った
ダミアン・チャゼル。
彼の監督作品は、2作連続、
合わせてアカデミー賞9部門で受賞したことになります。

すごい数字ですよね。

そんなセッションですが、
「師弟関係」を描いた映画です。
全米一の音楽学校で、
栄誉を約束されたドラマーのアンドリューと、
超過激で厳しすぎる教官フレッチャーが、
2人で音楽の「高み」に到達していく話です。
(ここからネタばれありです)

イラスト 主役のアンドリューは、
音楽だけに没頭し、
付き合っている彼女すら
「練習の邪魔だ」と、
さんざんこけおろして別れるような最低の男です。

それでも音楽だけには真摯に取り組み、
教官フレッチャーの無茶な要求にも、
必死についていきます。

対してフレッチャーは
鬼教官として有名な指揮者。

教室に彼が入ってきた瞬間、
生徒全員が立ち上がり、直立不動になるような、
超スパルタ指導をしています。

練習中に、アンドリューが叩くドラムの、
テンポが合っていないと、
ビンタするわ、椅子を投げるわ、
挙げ句の果てに、

「子供の時に母親が出て行ったのは、
お前がバカだからだ」

と非難する、アンドリュー以上の最低の男です。

それでもアンドリューは、
両手から血が出てもなお、
ドラムを叩き続けます。

生徒たちがそんな思いをしてもなお、
彼の指導を受け続けるのは、
フレッチャーの無茶な要求の先に、
音楽家としての最高の栄誉が待っていることを、
知っているから、という教官です。
イラストスパルタ教育の元、
めきめきとその才能を開花させるアンドリュー。
しかし、演奏会当日、
会場に向かうバスがパンクします。
レンタカーで焦って向かう途中に
事故に遭ってしまいます。

それでも演奏会開始まで時間がありません。
事故相手の制止を振り切り、
血だらけのまま会場に向かいます。

フレッチャーはどんな事情であれ、
言い訳を許さない男。

ここで演奏しなければ、
自分に将来はないと、
怪我を押し切り、無理をして演奏します。
しかしボロボロの体で
まともな演奏などできるわけもなく、
途中で演奏を止めてしまうアンドリュー。

ステージ上で無念に震える彼に、
フレッチャーが寄ってきて、
「お前は終わりだ」と告げる。

自分のキャリアの終わりを感じたアンドリューは、
観衆の前でフレッチャーに掴みかかり、
学校すらクビになってしまうんですね。

全てを捨てて取り組んできたものから、
見捨てられてしまったアンドリュー。

さて、その後の彼は?
というのがストーリー。
映画のポイントは、
フレッチャーがなぜそこまでして、
「厳しい指導」をしているのか、
というところ。

作中、フレッチャーはアンドリューと二人でいるとき、
こんな話をします。

この話が本当に深い。
ぜひゆっくり読んで欲しいです。

フレッチャー
「私がなにを目指しているのか、
実際のところ、誰も理解していない。

腕を振って、拍子をとるだけなら、誰でもできる。

私はみんなを「期待以上のところ」まで押し上げたいんだ。
それこそが重要なんだ。

そうでなければ、
次のサッチモも、チャーリー・パーカーも生まれない。
いつかチャーリー・パーカーが成功した理由を話したよな?」

アンドリュー
「シンバル投げですよね」

フレッチャー
「そうだ。10代の彼はサックスの名手だった。
だが、リノ・クラブでのジャム・セッションで、
ヘタをさらした。

ジョー・ジョーンズにシンバルを投げられ、
観客から笑われながら、ステージを降りた。

その夜は泣きながら寝たが、翌朝は?
練習に没頭したんだ。

来る日も来る日も、1つの誓いを胸に。
二度と笑われまいと。

彼は1年後また、リノ・クラブで演奏した。

因縁のステージに立つと、
史上最高のソロを聴かせた。

もしジョーンズが、
『平気さ、チャーリー』
『大丈夫、上出来だ』
と言っていたら?

チャーリーは
『そうか、上出来か』と、
満足していただろう。

もしそうなっていたら、
後の『バード』(往年のチャーリーのニックネーム)
は生まれていない。

それは私にとって、究極の悲劇だ。

だが世の中甘くなった。
ジャズは死にかけている。

英語でもっとも危険な言葉は、
この2語だ。

“GOOD JOB”(上出来だ)」

ここまでの話も壮絶ですが、
この次のフレッチャーの『信念』に、
ボクは感動しました。
アンドリュー
「でもそうは言っても、”一線”がある。

あなたはやり過ぎて、
『次のチャーリー・パーカー』を
挫折させたのでは?」

フレッチャー
「いいや、次のチャーリー・パーカーは、
何があろうが挫折しない。」

これ、すごくないですか?

『次のチャーリー・パーカーは、何があろうが挫折しない』
ですよ。

ボクが指導者として、
彼ほどストイックに厳しくできるか、
と問われれば、

それはボクには、無理です。
もっと優しく接するし、
「上出来だ」と声をかけます。

でも、この信念はすごい。
『自分の指導こそが、本物のジャズをつくる』
という気概がなければ、
こういう思考にはならない。
しゃべるトゥモさん

実際、起業の世界でも、
「至れり尽くせりの環境を用意すれば、
生徒みんなが成功するのか?」

と問われれば、答えはNOです。
結果を出す人たちは、

「どんな環境であろうと、結果を出す」

どうすればみんなに結果を出させてあげられるか?
という問いは、
セミナー講師・コンサルタントであれば、
誰もが数え切れないほど
自問する問いです。

でも、その答えは、
「どんな環境であろうと、
出てくる人は、出てくる」
なんですよね。

過激な言葉ですが、
『次のチャーリー・パーカーは、何があろうが挫折しない』。

これって、自分の生徒全員に、
「こいつが、次のチャーリー・パーカーかもしれない」
「最高の結果を出す可能性がある」と、
『本当の意味での期待』をしていなければ、
出てこない発想だと思います。

現実世界にはコンプライアンスもあるので、
指導方法は真似できないけど、笑
この『気概』だけは、
持つべきだなあと思った映画でした。

追伸:
そんな気概を持って、
「売れる文章ライティング
3ヶ月集中オンライン講座」
の第二期生を募集しようと思います。

あなたが、次のチャーリー・パーカーだ!(笑)
イラスト

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