成り上がれる人、ポテンシャルだけで終わる人。

こんにちは。トゥモローこと、橋口友比古です。
本田圭佑のインタビューで、
「成り上がれる選手かどうか」を分けるものについて、
語っていました。
話題に上がっていたのは、
日本代表に入ってくる20代前半の若手たちが、
どうしたら世界のトップ選手になっていくか、
という話。
日本代表に入ってくるくらいですから、
若手世代の中では、一流選手たち。
それでも、
ヨーロッパのビッグクラブでプレーするような、
「世界のトップ選手」になれるかどうかの間には、
もう一枚、大きな壁があります。
インタビュアーのゴン中山が、
本田圭佑に質問しました。
ちなみにゴン中山とボクは、
誕生日が一緒の9月23日生まれです。(←どうでもいい)
B’zの稲葉浩志も、後藤真希も一緒です。(←どうでもいい情報上乗せ)
で、それに対しての本田圭佑の回答を聞いて、
思わず「なるほど〜!!」と声を上げてしまいました。
彼の答えが、
「今の代表の若手は、みんないいものを持ってる。
でも、まだポテンシャルでしか判断できない。
『成り上がれる選手かどうか』って、
『これを決めたら世界が変わる』試合で、点を取る。
そこで一気にのし上がる。たった一試合で。」
たしかに、言われてみれば、
ヨーロッパで初めて成功した中田英寿も、
ローマ在籍時に、
ユベントス相手に伝説的な活躍をしました。
当時のバロンドール保持者ジダンも在籍していた、
ユベントスにとっては、
勝てば、リーグ優勝に大きく近づく、
絶対に負けられない試合。
0対2というビハインドで、
ローマの絶対的エースであるトッティに変わって
後半20分から出場した中田英寿は、
2得点にからむ大活躍で、
2対2の引き分け。
その年、結局ローマが優勝し、
ユベントスは優勝を逃します。
ジダンはその後のインタビューで、
「あの年、ユベントスが優勝できなかったのは、
ローマに中田英寿という選手がいたからだ」
と答えています。
これは、技術の問題じゃなく、
「殻をやぶるかどうかの問題」です。
同じインタビューの中で、
日本の若手に足りないものとして、
「技術ではなく、ずる賢さ」と挙げている本田圭佑。
これって、サッカーだけじゃなく、
ビジネスにも通じる話。
一生懸命勉強しているのに、
売れない起業家も同じだなあと思います。
いい子でいるだけじゃ、売れない。
ここぞっていう勝負のときに、
「ずる賢さ」「タフさ」「粘り強さ」もないとね。( ´ ▽ ` )ノ
それでは。